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使える派遣社員、使えない派遣社員

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派遣社員として

こんばんは

ふくここです。

 

以前、電車の中で聞いた中年男性同士の会話。

「うちの派遣社員が使えなくってね〜」

「あ、うちにいる子も使えない」

 

(ひえぇぇぇ〜←ふくここの心の声・・・)

 

おそらく、世間一般の「派遣社員」に対する評価は

「使えない」

「仕事ができない」

なのかもしれません・・・。

 

その中年男性は、見るからに会社の重役で、

少なくとも部長クラスだと思います。

 

そのくらいの役職になると、人を「使う」ことが仕事になるのでしょう。

しかし、私は人を「使う」ことって、すごく難しいと思います。

つまり、一言で「使える・使えない」とは言えないという事です。

 

 

確かに、派遣社員は、自らが望んで派遣という雇用形態で働きます。

それには各々の理由があるにせよ、イメージとしては「自由」。

 

現在は、派遣法により、行える業務にも縛りがあり、

また、会社組織においての縛りもあるため、

誰にでもできる「簡単な業務」か、

もしくは「超専門的な業務」しかありません。

 

そのため、ラクな仕事と見られがちです。

実際に、なんの権限もない場合があるので、確かに責任はありません。

 

と話しがちょっとズレてしまいましたが・・・

 

先の中年男性において、人を「使う」という事がどういう事かはわかりません。

頼んだ仕事を期日までに終わらせないのか、

気が効かないのか・・・

 

そこで、コーチでもあるふくここが、ズバっと言いますと、

この場合、上司であろう中年男性が、部下の派遣社員に何を求めているのか。

彼にとっての「使える派遣社員」とはどいう言った事なのか。

おそらく、その基準はあると思います。

 

しかし、部下の派遣社員においては、上司のその基準がわからない事が多いのです。

それは、いちいち細かく指導をするべき!と言っているわけではありません。

 

私が想像するに、部下である派遣社員は、

自分なりに仕事をしている気でいます。

 

誰だって、自分はちゃんと仕事をしていると思っていますよね?(笑)

 

これは、上司と部下の「視点」のズレが生じているという事。

上司においては、ここをやってくれたら「使える」派遣社員になるのに、

部下の派遣社員はそこが重要であると思っていません。

 

例えば、そこを言われなくても読み取る能力もあれば、

「使える」派遣社員と上司は思っているなら、

対する派遣社員は「そんな事までする必要はない」と思っているのです(笑)

 

つまり、「視点のズレ」はずれたままになるわけです。

 

仕事で一番大事な事は、

上司だろうと部下だろうと、同じ方向を向いていることです。

同じ方向を向くように、指導するのが上司であり、

その業務を行うのが部下なのです。

 

綺麗事のように聞こえますが、これは仕事に対してだけではなく、

パートナーシップにおいても言えます。

 

よく言われる「価値観」と同じですね。

 

派遣社員である私は、上司とどう接していたかというと、

とにかく質問しまくりました。

なんでこの業務をする必要があるのか(やりたくなくて言うのではなく)

これをする事によって、その後の業務にどんな影響があるのか。

やるメリットはあるのか。

想定するデメリットはこんなのがあるけど、それでもやるのか。

やるならどんな結果が欲しいのか。

 

聞き出す事も、ある意味「能力」なのかもしれませんが、

こうやって話し合うと、お互い、何を考えて、何を見ているのかがわかってきます。

 

派遣社員は、募集の際に、必要なスキルを結構チェックされます。

ですので、決して仕事ができないわけではありません。

派遣社員の立場からすれば、やってみなくちゃわからない事も多いですが、

経験とスキルをチェックされた上の採用であれば、

だいたいの業務はこなせるはずです。

 

それでも「使えない」と言われるとすれば、

それは完全に上司とのコミュニケーション不足なのかもしれません。

 

私の勝手な想像ですが、意外と「あるある」な状況なので、

上司の方も、部下の派遣社員の方も、参考にしていただけたらうれしいです。

 

では、また。

 

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