こんにちは
ふくここです。
これから、派遣社員として働いてみたいけど、でも、なんだかちょっと不安だな・・・
こんな状況の方、その気持ち、すごく分かります。
何しろ、私も初めての時はドキドキでしたから。
そして、今よりもっと「派遣」が盛んだった時代、派遣社員に対する「イジメ」もあったんですよ。
ニュースやドラマになったりと、ちょっとだけ社会現象になりましたよね。
そんな時代より、景気状況は変わりなくとも、派遣事情は変化したと思っています。
2008年のリーマンショック以降、派遣法が変わりました。
どんなふうに変ったのかは、労働派遣法で調べればすぐに分かります。
ふくここ的に分析すると、派遣社員の「人権」がある程度守られる様になったというところです。
ある程度というのは、それによりデメリットもあるからです。
この辺の話は、またおいおいする事にして・・・
派遣社員として働く上で、ふくここが長年心得ている事が1つあります。
それは、「派遣社員は備品と同じである」
えぇーっ!
っと驚いた方、すみません・・・
これには、深ーい意味がちゃんとあります。
まず、正規雇用と派遣雇用の違いについて。
正規雇用、つまり「正社員」は、会社の『資産』です。
一方、派遣社員のように非正規雇用は『経費』扱いなんですね。
言い換えれば、ボールペンと一緒(笑)
もっと平たく言えば「使い捨てOK」!!!
このボールペン、使いづらいなって思ったら、別のメーカーのボールペンに変えますよね?
派遣もそんな感じです。
それが「人間関係」に影響するのか・・・それは、その時々なんですよね。
では、なぜ私が「派遣社員は備品と同じである」という信条を持っているのか。
それは、派遣先の方との立場の違いを意識し、必要以上の馴れ合い、必要以上の期待を抱かないようにするためです。
派遣はあくまでも「契約」で仕事をします。
「契約」とは業務内容は勿論ですが、期間も限定されています。
その契約期間がずっと更新されるとは限りません。
ある日「次の契約更新はありません」と言われれば、それで終わります。
どれだけ頑張っても、どれだけ職場の方々と仲良くなっても、契約期間が満了になれば、去らなければなりません。
もし、過度に慣れ親しんでいたら・・・悲しいですよね。
もし、過度に期待(正規雇用への切り替えなど)していたら・・・ショックですよね。
実際に、私はこの屈辱・・・というか、状況を味わった事があります。
(今となれば、良い経験だったと思いますが)
酷な言い方ですが、「派遣社員」はあくまでも「派遣社員」でしかないんです。
職場の方々と仲良くならない方がいい・・・と言っている訳ではありません。
どんなに仲良くなっても、いつか自分が去る日が来る。という事を、先に自分で納得しておくと、ショックの度合いが軽減するかもよ・・・と言う事です。
勿論、正社員だろうが派遣社員だろうが、お互い「人間」なので、会社や立場関係なく、生涯の友になれる事もあります。(釣りバカ日誌のように・・・w)
実際に、私は前職場の方々と、今も仲良くしています。
元派遣社員という私ではなく、『ふくここ』個人としてつき合ってくれています。
しかし、退職後もこうして変わらずつき合ってくれるのも、在籍中に、私が気持ち的に「自分は派遣社員なんだ」という事を常に意識して、正社員の方々をきちんとよいしょ立てていたからだと思います(笑)
プライベートでどれだけ仲良くなっても、職場では立場の違いにメリハリ付けて、正社員の方に敬意を払いましょう。
なんて偉そうに言っておりますが、こんなふうに思うようなったのも、私自身の失敗から学んで来た事なのです。
そのエピソードは次回にするとします。
では、また。
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