こんにちは
ふくここです。
前回の続きとなります。
実はふくここ、3年ほど海外留学をしていました。
と言っても、社会人になった後の20代後半からでしたが・・・
短大時代から、フランス語の勉強を始め、
(仏文系ではありませんでしたが・・・)
それ以来、現在もコツコツ勉強は続けていますが、
20歳の時に、映画の字幕翻訳をやりたくて、
いつかフランスで生活してみたいと思っていました。
それが叶ったのは、だいぶ後になりましたが・・・
それはそれは、ずっと夢見たフランス生活。
パリではなく、地方都市を選びましたが、
それでも想い描き続けた夢の舞台!
で・し・た・がっ!
なんじゃこりゃ〜(@_@)
な世界でした(笑)
当たり前ですが、日本とは全く違います。
言葉が違う。
民族が違う。
習慣が違う。
違う!違う!違う!のオンパレードでした。
そして、その度に「なんで?どうして?」
と、その違いにイライラしていました。
しかし、あまりにも違い過ぎるため、
ある時、イライラすることに疲れて果てました。
その結果、諦めの気持ちで「受け入れる」ことにしたんです。
違いを「受け入れる」って、私にとっては一大事でした。
なぜなら、なんとなく「負けた」気分になるからです(笑)
はい、降参。なんでもいうこと聞きます!的な(笑)
でも、そうしないと生活できませんでした。
今思うと、ものすごくバカっぽいですが・・・
郷に入れば郷に従えって言われる通りなんです。
「受け入れた」結果、めちゃくちゃラクになりました。
日本人としてのプライドを捨てたわけではありません。
「フランスってこんな国なんだ」
「フランス人って、こんな人なんだ」
と客観視しながらも、そこで生じる違いを受け入れると、
自然に対応できるようになるんです。
また、フランスは超個人主義の国なので、
人への干渉は全くありません。
自分は自分。人は人。
この区別がはっきりなされています。
なので、私が日本人であることも、干渉されませんでした。
帰国して、日本社会に復帰した後も、
この「違いを受け入れる」ことはプラスとなりました。
まず、人間関係の悩みがかなり減りました。
人は人・・・と、放っておけるようになりました。
以前はよく「普通はこうするよねー」と、
人のあらを探しては、自分の方が正しいと言わんばかりでした。
でも、よく考えてみると、この「普通」ってなんだろう?
これって、自分だけが思っている「普通」であって、
それは他人にとってみたら「普通」ではないのかもしれない。
世間一般的とか、常識とか、それらが示すものってなに?
最近、私が一番心がけているのは、
気持ちのいい挨拶と返事です。
これも、常識とか、当たり前という枠に入るのかもしれませんが、
私は、常識だから、当たり前だからやっているのではありません。
単純に、自分が気持ちよく過ごしたいからです!
なので、挨拶して、無視されても、
「挨拶されたら返すのが常識でしょ!」とは思いません。
何をどうするのかは、その人の勝手だと思っています。
今の世の中で、イライラやストレスを、
完全に排除することは難しいかもしれません。
私も生身の人間なので、イラっとするし、
人に腹を立てることもあります。
そんな中で、自分が気持ちよく過ごすために何をする?
を常に考えて、日々を過ごしています。
さて、今日は金曜日。
ふくここは、これからちょっとお買い物に行こうかと思います。
楽しい週末をお過ごしください。
では、また。
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