こんにちは。
ふくここです
長い間派遣社員として働いていて、自分を含め、たくさんの「派遣社員」をみてきました。
その中で、「この人勘違いしてるな」と思う人もいました。
どんな勘違いかと言うと・・・
『正社員』と勘違いしている!?
ひょっとしたら、皆さんの周りにもそんな派遣社員がいませんか?
そんな「勘違い派遣社員」への対処と、自分が「勘違い派遣社員」にならないための注意点について今回は実体験をもとに解説します。
勘違い派遣社員って?
転職して新しい現場(職場)に就いた時、最初は誰が「正社員」で誰が「派遣社員」かはわかりませんよね。
自分から「正社員の◯◯です」と挨拶しに来てくれる人もいない場合がほとんどだと思います。
なので、なんとなくその場の空気をみながら「正社員」かそうでないかを判断していませんか?
私も、そんな感じでいました。
しかし、あたかも「正社員」だと思っていたら実は「派遣社員」だった!という人も少なからず存在します。
ではなぜ「正社員」と思ってしまったのか。
私なりに分析した特徴はこんな感じです。
・仕事内容について指示をしてくる
・基本タメ口
・態度が偉そう
とこんな感じです。
順に解説します。
勘違いその①面倒見がよい
「面倒見がよい」という表現は良い言い方で、悪くいうと「仕事を監視されている」「何かあるとすぐ口を挟んでくる」といったお節介というか、ぶっちゃけウザいことがありました。
この対処法は、ずばり!「必要以上に自分から絡まない」です。
勘違いその②仕事内容について指示をしてくる
「仕事内容について指示をしてくる」は、どの職場でもよくあることだと思います。
先輩派遣社員から教えてもらうこともたくさんあるので、一見普通に思えますが、勘違い派遣社員は「派遣の権限がない業務」も指示を出してきたりします。
これは非常にまずいです!
この対処法は、自分の「指揮命令者は誰なのか」を派遣会社を通してしっかり確認しておくことです。
もし、勘違い派遣社員から「それは派遣社員が判断して決めてよいことなのか?」と疑問を感じたような作業を指示されたら「指揮命令者の◯◯さんへ確認してみますね」と言って必ず保留にしましょう!
私はこれで、何度もピンチをすり抜けましたよ・・・
勘違いその③基本タメ口
そして、勘違い派遣社員は「基本タメ口」が多いです。
若い正社員を「君」付けで呼んだり、同い年の正社員の方には間違いなくタメ口です。
それが、悪いわけではありません。
コミュニケーションを図る上では、親密さはとても大切な要素です。
しかし、たとえプライベートで仲良しだったとしても、職場には他にも大勢の方が働いています。
そのため、誰が聞いても不快にならない言葉遣いで会話をすることがベターです。
この対処法は、職場は仕事の場なので、確実に年下の新入社員でも「さん」付けで呼び、丁寧な言葉で接することですね。
勘違い④態度が偉そう
最後の「態度が偉そう」は、まさに勘違いの王道ですね(笑)
まず、これで「正社員」と思ってしまうわけですし、当の本人も自分を「正社員」と勘違いしているわけですから。
確かに、正社員よりも実は派遣社員の方がスキルが高いこともあります。
新入社員よりも長く勤めている事もあります。
しかし、派遣社員は所詮「派遣社員」なのです。
勘違い派遣社員にならないために
「勘違い派遣社員」にならないために注意することは、例え自分より年下だろうと、自分よりスキルがなかったとしても「正社員」の方を敬うことです。
前にも書きましたが、正社員は会社の資産。
派遣社員は経費です。
つまり、備品と同じ。
だからと言って、おどおどする必要もありません。
スキルがあるのは確かなので、堂々と仕事をしましょう。
大切なのは「態度」です。
どう接するかが大切です。
正社員を上手く立てて(ごまをすり)婉曲に物事を言う。
これもまた、スキルのひとつかもしれません。
まとめ
会社という組織を作り上げているのは「正社員」なのです。
たとえその人がとても嫌なやつでも、「正社員」に対しては尊敬の念を持っているように振る舞うのがプロの派遣社員です。
尊敬の念を持っているふりをしておいけばいいんです!(大事なことなので2回言いました)
遠慮する必要もありません。
「派遣」だからとバカにしてくるやつもいますので、そう言う時はぜひ、スキルで見返してやりましょう!
「派遣社員」だって、立派な労働者です。
堂々としていいんです。
でも社内では立場をわきまえる(ように振る舞う)
それが、プロの派遣社員だと思います。
少しでもお役に立てたらうれしいです。
では、また。
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