こんにちは。ふくここです。
派遣に限らず仕事を探している時、みなさんは、どんなところに注目しますか?
つまり、どんな条件を優先させますか?
時給・月給の金額、勤務地、会社の規模や知名度ですか?
今回は、私がいままでエントリーしてきた中で、
え?これってどーゆー事?
と特に強く感じた出来事をご紹介します。
それはずばり!応募要件に記載してある「尚可」という項目についてです!
応募要件の落とし穴
私が仕事を探す時は、上記に挙げた項目はもちろんですが、仕事の内容にも注目します。(当たり前ですが・・・)
そして、募集案件には、必ずモデルがあります。
早い話が「こういう人が欲しい」ということ。
それが「応募要件」というものです。
「応募要件」とは・・・
例えば
・4大卒以上
・要普通自動車免許
・TOEICスコアー○○○点以上 とか・・・
そして、そこでよく目にするのが「尚可」という文字です。
「尚可」とななにぞや?
「尚可」とは、
求人において、募集している職に必須ではないが、満たしていれば「尚可し(なおよし)」とされている任意条件を意味する語。一般にこの条件を満たせば選考の際に有利になり、「歓迎」されると明記されている場合もある。(参考:weblio)
と言う事で、必須ではないが満たしていると歓迎されるらしいです。
しかし、私の経験上からいえば、「尚可」は、ほぼ「必須」であることが多いです。
私はフランス語ができるので、フランス語を使用した仕事を探していた時がありました。
その時の応募要件に、
というようなことが書いてありました。
つまり、この仕事はフランス語がビジネスレベルである事が条件であり、英語は「できたらいいけれど、必須ではない」という意味(のはず)です。
しかし、いざ面接すると、フランス語のレベルより、英語のレベルについての質問ばかりされました。
英語は、英文メールならどうにかできますが、会話はできません。
(口から出てくるのがフランス語になります・・・)
フランス語がビジネスレベルであることが、絶対的必要なスキルであり、それは十分に満たされているのですが、結局のところ、英語も同等のレベルを求められます。
それなら最初から、
フランス語:ビジネスレベル
英語:ビジネスレベル
と記載すれば良いと思いませんか?
なぜ、このようなことをするのでしょう。
答えは、たくさんの人に応募してもらいたいからです。
採用側も真剣勝負
応募する側としては、なんとなく「騙された!」と思わなくもありませんが、求人広告を出すだけでも、コストってかかります。
お金をかけて、会社は求人広告を出すわけですから、より自分達の欲しい「モデル」に近い人材を、多くの応募者の中から見つけたいのです。
「フランス語、英語ともビジネスレベル」のすごい方も、実は案外いらっしゃいます。
私のように英語ができない人が、まんまと罠にハマり、応募してしまうんですよね・・・。
義務教育で習ってきたんだから、英語はできて当たり前。
その次に第二外国語でしょ?という風潮もどうかと思います。
そもそも、日本の英語教育なんて!
と、愚痴はおいといて・・・(汗)
この他にも、「尚可」で何度か同じ経験をしました。
ですので、応募要件にある「尚可」の条件は、むしろ必須条件だと捉えた方が良いかと思います。
「尚可」の条件に当てはまらない時は?
気になる仕事を見つけたけれど、この「尚可」のスキルは持ち合わせていない。
ただ、「応募要件」は満たしている、といった場合はどうしたらよいのでしょう?
そんな時は、とりあえずチャレンジしましょう!
さっきから、「尚可」の条件も必須ですよ!と言っておりますが、定義上はあくまでも「任意条件」です。
「尚可」の条件以外で自信があるスキルがあれば、当たり前ですが、そこを猛烈にアピールすればいいのです。
ちなみに、私はTOEICの点数など一切もっていませんが、「TOEIC650点以上」という応募要件に応募していますよ。
私には「貿易事務」の実務経験が豊富にあるし、実際に英文メールでのやり取りをしてきた経験があるからです。
それでも念には念を入れて、事前にどの程度必要なのか確認してみるといいですね。
いずれにしても、気になる案件には積極的に挑んだ方が良いと思います。
まとめ
どんな仕事もやってみないと分かりません。
TOEICの点数が条件になっていたからといっても、英語を使うのはほんの少しの業務しかない時だってあります。
応募要項は、あくまでも採用したい最高レベルの条件です。
しかし、最終的に面談するのは「人対人」なのです。
この人を採用したら・・・という観点も重要視されます。
決してスキルや経験だけではありません。
応募要件にちょっと満たなくても、あなたの人間性を活かす事だって十分にできます。
怯まずに、気になった仕事にはチャレンジしてみてくださいね。
応援してますよー!
少しでもお役に立てたら幸いです。
では、また。
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