こんにちは。
ふくここです。
さて、2月も終わりに近づいてきましたが、
とてもラッキーな事に、次のお仕事も無事決まりました。
なんと今回、1発で決まりましたよ。
結果的に、最初に顔合わせをしていた企業様からOKをいただきました。
2月1日より、新しい職場で頑張っております。
新しい職場での様子は、またおいおい書きたいと思います。
今日は、業務引き継ぎの際によくある事を書きたいと思います。
(あるあるシリーズですw)
私も、直近で体験していますので(笑)
これは、派遣社員だろうと正社員だろうと、
もっと枠を広げれば、会社員に限らずによくある事だと思います。
そして、業務を引き継ぐ側と、引き継がれる側という2局の立場が生じます。
まず初めに、人に何かを教えるって、実はすごく難しいです。
なぜなら、自分と相手の価値観が違うから。
簡単に説明すると、自分にとっては「簡単なこと」でも、
相手にとっては「難しいこと」だったりします。
ですので、もし私が”教える立場”になった場合、
まずは相手の特徴を見抜きます(笑)
どんなことが得意で、どんなことが苦手なのか・・・
今までどんな業務をして来られたのかなど、
何気ない会話の中で質問してみます。
仕事のことだけでなく、
差し支えない程度でプライベートのことも。
教える側になると、どうしても”教えたいこと”がいっぱいで、
さらに時間が決まっている時もありますから、
あれやこれやと、まくし立てるようになりがちです。
しかし、人間が集中していられる時間はほんのわずか・・・
小学校の時、校長先生の話が長くて、
内容を全部覚えていることはありませんでしたよね?
それと同じで、人は最初の数十秒しか記憶に残りません。
どれだけ熱心に語っても、後のことは頭の中をスルーしていきます(笑)
実際に、引き継がれる側になってみると、よくわかりませんか?
私なんて、最後は日本語にすら聞こえませんから(笑)
では、どうすればよいのでしょう。
とても簡単です。
適当に「間」を入れるんです。
「間」を入れると、頭の中にインプットされる時間ができます。
脳に、整理整頓の時間を与えてあげるんです。
話が上手い人って、この「間」の取り方が上手なんですよね。
スティーブ・ジョブズのプレゼンにも、絶妙な「間」があります。
人に聞かせるのではなく、聴かせる技です。
それから、人に何かを教えるとなると、
どうしても「自分のペース」で進みがちです。
「自分のペース」というのは、スケジュールのことではありません。
自分はすでにその業務について熟知していますが、
教える相手は全くの無知です。
自分が知っていて当たり前だと思っていることも、
相手は何も知りません。
教える時は「相手のペース」に合わせる。
先ほども言いましたが、人には得意・不得意がそれぞれあります。
私にも、あります(笑)
得意なことなら、少しの説明でもすぐに理解できますが、
不得意なこととなると、そうはいきません。
相手がどの程度理解しているのか、「間」をうまく利用しながら確認し、
相手のペースに合わせてあげること。
やたらめったら専門用語ばかり出さないこと。
小学生でもわかるような説明にしてあげること、などなど・・・
もうね・・・大変です(笑)
ストレス半端ないと思います(笑)
何度教えても覚えてくれない。
何度教えても間違える・・・
そんな愚痴が出て来ます。
ただ、忘れないでほしいのは、
そんな自分も最初は何も知らなかったこと。
いろんな人に教えてもらい、今日まで続けて来られたこと。
ついつい忘れてしまいます。
初心、忘れべからず。
と、今回は「引き継ぐ側」を中心に書きました。
簡単にまとめると
・得意・不得意を見極めること
・適度な「間」を作り、整理整頓の時間を与えること
・相手のペースで進めること
春は異動(移動)の季節。
業務引き継ぎを控えている方の参考になれば幸いです。
次回は「引き継ぎを受ける側」について書いてみたいと思います。
では、また。
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