これから派遣社員として働いてみたいけど・・・
派遣のお仕事って職歴になるの?
と疑問に思っている方がいらっしゃるかと思います。
今回は
・どうアピールすればいいのか?
という件について書きたいと思います。
転職の際に必要な書類
一生涯同じ会社に勤める、いわゆる「終身雇用」という制度が薄くなった現代において、「転職」は珍しいことではなくなりました。
特に女性は、結婚や出産というイベントを迎える人も多く、一旦社会から離れる機会もあります。
私は「留学」で社会から離れましたが・・・
どんな理由であれ、転職する際に必要な書類として、真っ先に思い浮かべるのは「履歴書」だと思います。
皆さんも1回や2回は書いたことありますよね。
「履歴書」には、名前や住所といった個人情報のほか、学歴、職歴、動機の理由などを記載します。
学生のアルバイトでも、「履歴書」の提出は求められました。
いわば、「自己紹介」の代わりのようなものとなります。
しかし、先にも述べたように「終身雇用」が薄らいだ現在において、「転職」を経験している人は多くなりました。
そこで「履歴書」よりも重要視されるのが「職務経歴書」です。
「職務経歴書」には何を書くの?
「履歴書」には”職歴”という項目で、いつどこそこの会社に入社し、いつ退社したかを各々一行で記入します。
この時、会社名は必須ですが、スペースが限られているため「その会社でどんな仕事をしたのか」を書くことができません。
そこで登場するのが「職務経歴書」です。
「職務経歴書」には、入退社した年月、会社名のほか、所属していた部署も記入します。
異動していれば、○年○月××部へ異動・・・ということも書きます。
そして、どんな仕事に携わっていたのかを簡潔に書きます。
また、退職の理由も書きます。
現在、アルバイト・正社員・派遣社員のいずれも、なにかしらの「職務経験」がある場合は、この「職務経歴書」の提出を求められるようになりました。
派遣業務の経歴はどう書けばいいの?
さて、ここから本題です。
・職歴として認められるのか?
私はこう思っています。
ですので、派遣で働いた仕事も自分の「職歴」であり「実績」であると思っています。
「履歴書」には会社名の後ろにカッコで小さく(派遣社員として就業)というように書いています。
「職務経歴書」には、○年○月△△会社××部に派遣社員として配属・・・といった感じです。
なぜこのように書くようになったかというと、面接の時に人事の方から
「正社員ですか?派遣ですか?」
と質問を受けたことがあったからです。
こう言うと「派遣社員」で就業しているのは不利なのでは?と思われがちですが、決してそんなことはないと思います。
それよりも、どんな仕事をしたのか。
こちらの方が重視されますので、大げさにならないように、でも何らかの実績を作ったのであれば思いっきりアピールして下さい!
・整理されていなかった書類をカテゴライズするルールを提案し、業務改善に努めました。
こんな感じで書くと、「この人を採用した後の社内」という未来イメージを与えることができます。
2億円の経費削減に貢献したって言ったら、かなり驚かれたけどね
(航空業界は桁が違うんですよ・・・)
ひとつだけ留意すること
派遣で働いた仕事も「職歴」としてカウントしていますが、もともと短期間だったり、あまりにも古かった場合(笑)は記載していません。
なぜなら、「履歴書」も「職務経歴書」もスペースが限られているからです。
「履歴書」は手書きが良いとされていますが、私はパソコンで作ることもあります。
パソコンで作る場合は、メールで送付する求人の時です。
現在は、郵送や手持ちは少なくなりましたので、メールに添付しやすいようにパソコンで作成しています。
「職務経歴書」は最初からパソコンで作成していました。
基本A4タテで2枚以内に納めるようにしています。
「履歴書」もA4タテで2枚。
どちらもサイズが合うので管理がしやすく、最近は好まれるようです。
そして、詳細を書く必要がない、アピールポイントにならない短期のお仕事は、最後にまとめて「この他、短期派遣(事務職)の業務あり」の様に補足として記載しています。
まとめ
「正社員」で働いたとしても「派遣社員」で働いたとしても、大切なのはどんな仕事をして、どんな業務に貢献してきたかだと思います。
確かに、派遣社員として立場的にわきまえることは必要かと思いますが、正社員時代に積み重ねたキャリアを捨てなければならないと言うことはありません。
むしろ、それを活かして派遣社員として働くこともできます。
派遣の仕事は「職歴」に入れていいの?と迷っている方のお役に立てたら幸いです。
ではまた。
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