こんにちは
ふくここです。
以前書いたこちらの記事
今日は、こちらとはちょっと違った「勘違い」について。
これは、特に派遣社員として初めて働く方に多いかと思われます。
それは何かというと、ずばり!
「待ちの態勢」になりがちということです。
新卒でも中途でも、正社員として雇用された時を思い出して下さい。
新人研修とか、◯◯研修とか・・・
これはこれで面倒なんですけどね(笑)
会社側が、いろんな場を設定してくれましたよね?
企業にとって人材は宝です。
資産です。
だから、企業にとって都合の良い人材に育てようと、
あれやこれや手をかけます。
早い話が、ボーっとしていても、
お世話してもらえるということですね。
しかし、派遣はそうではありません。
即戦力として求められる上、
企業にとってはアウトソーシングなわけです。
使えなかったら、交換すればいいだけの存在なのです。
だから、特に育てようとは思わないんですよね。
しかし、先に書いたように「正社員」から「派遣社員」に転身した直後は、
ついつい「正社員」と同等の扱いをされるもんだと勘違いしてしまうのです。
それが、「待ちの態勢」
もちろん派遣で就業しても、最初は業務についての説明や、
専用端末の研修などもあったりします。
しかし、何かひとつ終わった後に、
誰かが何かを指示してくれるだろう・・・と待ってしまうのです。
もちろん「ちょっと待ってて」と言われることもあります。
この時は「待つ」が指示なので、それに従います。
最初の頃は、誰だって業務フローもわからず、
戸惑ってしまうし、誰かの指示がないと何もできないのですが、
手持ちのことが終了してしまったら、
「終わりましたが、次は何をすればよいでしょう」
と自分から進んで声をかけることが必要です。
派遣社員は、仕事をもらってなんぼです(笑)
自分で仕事をもらいに行くのです。
そこが、正社員とは違う点だと私は思います。
実際に、異動されてきた社員さんを見てると、
正社員に対する扱いと、派遣社員に対する扱いの違いは一目瞭然です。
新卒ではないけれど、新しい部署に異動してきた社員さんは、
とにかく手厚くお世話されています。
そんな事、私には教えてくれなかったよなー。
私は、自分から「教えて下さい」ってお願いしたなー。
・・・なんて、ちょっとヤキモチ(笑)
なぜこんな事を書いたのかと言うと、
最近の派遣の募集案件を見てると、
「積極的に自ら行動をおこせる方」というような文言を見かけるからです。
つまり、「待ちの態勢」の方はNGですよ!ということなんです。
派遣社員にはなるべく手をかけたくない。
でも、仕事はしっかりやってもらいたい。
これが企業の本音なんです。
そうは言っても、結局は、職場の方の人柄や雰囲気にもよります。
派遣社員でも、歓迎してくれることだってあります。
手厚くお世話してくれることもあります。
ただし、派遣は仕事を自ら取りに行く!
これだけは確かだと思っています。
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