もう辞めたい。そんな時に最初にする事
前回は、派遣先の都合で突然契約満了となった時のことを書きました。
今回は、自己都合で辞めたい時はどうしたらいいのかについて書きますね。
派遣社員として働いている間に「ああ、もう辞めたい」と思う出来事があったら、そんな時はどうするか。
派遣会社の営業担当者は、何十人も派遣スタッフを抱えてるので、あまり親身になってもらえないと思われがちですが、それなりに気には留めてくれます。
契約更新確認の際に面談があるかと思いますが、身体的に負担がかかるほどのストレスを抱えているようであれば、直ぐに相談して下さい。
身体を壊すと、回復するまでにかなり時間がかかります。
実はふくここも経験してます
派遣社員は、派遣先に直接クレームすることはできません。
必ず派遣会社を通して行わなければなりません。
派遣会社が派遣先へ出すクレームについてはケースバイケースですが、ほどんとは「改善案」程度のものです。
「改善案」を申し立てしたら派遣先に居づらくなるのでは?
と思う方もいるかもしれませんが、私の経験上「真剣に業務に取り組んでいる」という、プラスの味方をされる方が多かったです。
それでも、我慢してしまう人がいます。
申し訳なくて辞めたいと言い出せないとか・・・
はっきり言います。
自分の代わりは五万といます・・・
ちょっと悲しいですけどね、事実です。
でないと、会社も社会も回りませんから・・・。
私も過去に「辞めないで欲しい!」「ふくここさんの代わりは居ないよ!」
と言われてきましたが、後任者がちゃんと業務してますからね(笑)
いずれにせよ、最終的には「辞める」と伝えなければなりません。
「なんでもっと早く相談してくれなかったの?」と、なんとなく責められるような空気感が漂うより、契約満了日までの間、双方が「納得した形」で過ごせるのがベストですよね。
事前に何度かクレーム入れておけば、納得も得られやすくなります。
もちろん、自己都合には他のケースもたくさんあります。
結婚や出産、引っ越しなどのライフスタイルの変化によるものや、キャリアアップなど・・・
はっきりとした理由があるのであれば、派遣先も納得してくれます。
そんな場合でも、できるだけ早めに派遣営業担当には伝えておくべきですね。
ただし、派遣先へ伝えるタイミングは、派遣営業担当とよく相談しておくことです。
タイミングって、本当に大切ですから!
辞めることが決まったあとは?
契約満了日までの約1ヶ月間、私も何度も過ごしてきました。
1ヶ月といえども、稼働日にしたら20日程度です。
その間に、業務の引き継ぎや申し送りなど行わなければなりません。
そのため、結構あっという間に過ぎていきます。
むしろ、業務引き継ぎなど終わらない事もあり、時間が足りない!と残業続きになることもありました(笑)
こんなケースは恵まれている方なのかもしれません。
と言うのも、辞めるとわかった瞬間から、周りの人が急に冷たくなることもあるからです。
仲間はずれのように対応されることもありますが・・・
もう1ヶ月後には正式に(!)仲間でなくなるわけですから、私はあまり気にしませんでした。
それよりも、大切なことがあります。
それは、業務は最後までしっかり行うこと!です。
あと1ヶ月で辞めるというのに、急に「これお願い」と頼まれることもありました。
良く言えば丁寧に、悪く言えばしつこく指導されたり・・・
そんな時でも「あの〜もう辞めるんで」とは言わないようにしていました。
とにかく「はい、わかりました」と快く引き受けました。
半分嫌がらせなのはわかっていましたが(笑)
なにわともあれ、1ヶ月後には全て解放されるというのが自分の強みでしたしね。
この程度のことなら我慢できました。
一方で、もう辞めるのだからと、仕事を与えてもらえなくなるパターンもあります。
業務を直ぐに後任の方へ渡すように言われ、ほぼ何もすることがなくなった時もありました。
まだ在籍しているのに、そこにはもう自分が居ないかのような空気感。
そんな時も「もう少しで”本当に”いなくなるのだから、これは練習」と自分に言い聞かせてましたね。
可哀想なのは、私でなく、残る皆さんよ!的な
まとめ
会社都合にしろ、自己都合にしろ、数ヶ月単位の契約で仕事をしている派遣社員として働いていれば、契約満了日を迎えることは何度か経験します。
満了に至るまでにも様々なことが起こります。
それは自分にとって時には多大なストレスにもなりますが、全てが経験で、自分の人生をより良いものにしてくれる糧である、と思うようにしてきました。
どんな状況も、自分の味方にしてしまう。
そのためにはまず、自分が思っていること、感じていることを、ダメ元でも口に出してみることが大切です。
参考になれば幸いです。
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